俳優坂上忍(47)が16日、覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪などで懲役3年、執行猶予4年の判決を受けたASKA(本名宮崎重明)被告(56)の芸能界復帰に関して、否定的な見解を示した。

 都内で行われた映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(19日公開、マット・リーヴス監督)の公開直前イベントに出席。15日放送のフジテレビ系「バイキング」で、ASKA被告の復帰に関して討論された際にも、復帰に否定的だったことから取材陣に真意を問われ、「今、(復帰を)言うべきではない。擁護するべきではない」と話した。

 「年下が生意気なこと言ってるかもかもしれないが、同じ業界の人間として、気持ちは同じ。どんなことあっても自力で頑張った方がいいと心の中で思ってる」

 PRを依頼された同作では、動物愛が描かれており、坂上の愛犬、パクゾウくんも壇上に現れた。この瞬間は「緊張してますね」と優しく語りかけ、柔和な笑みを見せていた。