タレントあびる優(28)が19日、東京・下目黒のホリプロ本社で、夫の格闘家才賀紀左衛門(さいが・きざえもん=25)と結婚会見を開いた。

 報道陣からのリクエストを受け、キスを4回もするなど、ラブラブっぷりを見せつけ、プライベートでも仲のいい歌手和田アキ子にも感謝した。

 9月14日のTBS系「アッコにおまかせ!」の生放送内で、結婚を発表していた。翌15日に、2人で都内の区役所に婚姻届を提出したという。出会いは昨秋で、今年3月に知人を介した食事会で再会。あびるは「そこからは早いスピードでした」と振り返る。才賀は「僕からアプローチしました。優ちゃんはすごくきれいで優しいんで、大好きだよ、大好きだよってたくさん言いました」と照れ笑いした。

 プロポーズについて聞かれると、才賀は「すごい大好きなので、ずっと一緒にいたいなっていうのはずっと言っていました」と答えた。あびるは「私の認識としては、7月の誕生日にプレゼントの指輪をもらった時に、言ってくれた言葉がプロポーズかな。本当に毎日プロポーズしてくれていたんですけど、ある日突然、『いいかも』って思ったみたいな。前日まで(結婚を)迷っていたけど、ひらめいたみたいな。そんな感じです」と振り返った。自分たちの結婚についてあびるは「ひらめき婚」、才賀は「ゾッ婚」と命名。仲良く2人で笑った。

 事務所の先輩で、親交の深い和田アキ子の存在も大きかったという。あびるは、「アッコにおまかせ!」での結婚発表の裏話も明かした。「いつ籍を入れるか本当に迷っていて、15日に入れるかも分からない状態だったんです。土曜日(13日)にアッコさんに報告したら、突然、『じゃあ明日報告しよう』って言われて。そこから、すぐに事務所の偉い人とか、TBSさんとか、私のクライアントさんとかにも、『私が電話(で交渉)する』って…」。結果、14日の生放送で報告することが決まり、「15日に無事に入籍できたのは、アッコさんのプレッシャーのおかげです」と笑った。

 この日の会見前にも、あびるは和田に報告をしたという。「会見しますと伝えたら電話いただいて、自分が思った以上に、喜んでくださっているみたいでした。肩をバンって押してもらった感じです。裏切らないように、1日でも長い結婚生活を送りたい」。まだ和田と対面していないという才賀は、「いや~、(和田と戦っても)勝てないっすね。はい。(あいさつする時は)下からいきます」と苦笑いした。

 結婚生活について、あびるは「すごく丁寧な主婦の方みたいにはなれないと思うんですけど、それでも自分なりにやれることはやって、彼も彼なりに一生懸命やってくれているので、平等っていうか、どっちかがプレッシャーで押しつぶされるみたいなことはないように、助け合っていきたいです」。才賀は「とにかく、ずっと仲良く。多分、僕はずっと好きなんで。継続していきたい」と話した。子どもについては「3人きょうだいなので、3人ほしい」(才賀)「こればっかりは授かり物ですけど、私も3きょうだいなので…。一人っ子じゃなければいいな」(あびる)と答えた。

 会見後の撮影時間には、才賀が自ら、あびるをお姫さま抱っこした。さらに、報道陣からのリクエストを受け、お互いのほおと唇に、4回もキス。2人とも照れ笑いしながら、会場を後にした。