ダウンダウンの松本人志(51)が20日、大阪市内で、単独では関西初レギュラーとなるABCテレビ「松本家の休日」(木曜深夜1時39分=10月9日スタート)の収録を行った。

 松本が「大阪のおかん」にふんし、おとん役の宮迫博之(44)長男たむらけんじ(41)らと街ロケに出る番組。架空の「松本家」が、休日に1万円でどう遊ぶかを考え、家族でそれを実行するのが番組企画。この日は水上バスで大阪城から道頓堀まで移動。西の秋葉原と呼ばれる日本橋までを歩いた。

 「素人の人がからむと、大阪の人は特別やから。大阪の人の圧(迫感)はすごい」。松本は、久々の大阪人パワーに圧倒。番組スタッフによると、道頓堀川をクルーズ中に、妙齢女性が川沿いの遊歩道をしばらく並走し、松本に声をかけ続ける場面も。各所で、人だかりができ、もみくちゃにされたという。

 そもそも、ヒョウ柄衣装で「おかん」になりきった松本は、あまり市民に気づかれなかったが、たむらが「松本さんですよ」と“告知”したために、騒動へ発展した模様。「尋常じゃない人見知り」という松本は、たむらに「こいつが(松本だと)言うから…」と愚痴っていた。

 また、大阪では、相方の浜田雅功(51)が街ロケに出るMBSテレビ「ごぶごぶ」(火曜午後11時53分)があり、コンビが別れて、地元で街ロケに出ることになる。

 松本は「それね、その『ごぶごぶ』見たことないし。いつか、向こうのロケ中と出会うみたいなことがあっても(おもしろい)ねえ」と興味もチラリ。一方で、浜田への対抗心を問われると「え?

 向こう(浜田)はこれ(女性を表現するしぐさ)で、こっち(大阪)へ来てるから。こっち(自分)は仕事やし」と、言いたい放題だった。