今年で12回目を迎える高校生の漫才コンテスト「ハイスクール漫才

 ~H-1甲子園~」決勝大会が21日、大阪・なんばグランド花月で行われた。全国523組から選ばれた9組の中から、近畿地区代表の男女2人組「いなかのくるま」が優勝した。

 大阪学芸高3年の太田千尋さん、咲くやこの花高3年の木佐凌一朗さんのコンビで「こんな携帯道案内があったらいいな」という未来の妄想をテーマにした。結成3カ月ながら、約800人の観客を前にネタを披露した。

 審査委員長のオール阪神・巨人は「新鮮で、期待を裏切らないネタでよかった」と評価した。MCを務めたタカアンドトシは「高校生と思えないほどうまかった。僕たちが初めてNGKに立った時には、10分で1回も笑いがとれなかったですから」と舌を巻いていた。