TOKYO

 MXの情報番組「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)の公開生放送が23日夜、東京・新宿スタジオアルタで行われ、メーンキャスターの長谷川豊(39)が、ゲスト出演した内田裕也(74)を「男の中の男」と絶賛した。

 長谷川は番組終了後、日刊スポーツの取材に応じた。番組では、家賃滞納問題があった中島知子(43)と内田が初共演し、“和解”した。中島は内田の娘婿の本木雅弘(48)から借りていた東京・渋谷のマンションの家賃(月65万円)を11年6月~12年2月分の総額785万円を滞納していた。その後、全額返却した。

 中島は同問題について、内田に謝罪し、内田は「実は俺が住むはずだったんだよ。俺が住んでいればこんなことになっていなかったのにな。悪かったな」と中島をかばった。その姿を横で見た長谷川は「これがロックンローラーなんでしょう。まさにプロの仕事で、男の中の男です」と内田の紳士的な対応に感動していた。

 また、新宿スタジオアルタはフジテレビ系「笑っていいとも!」が30年以上公開生放送を行っていたバラエティー番組の“聖地”でもある。長谷川は15年ぶりに再び聖地に立ち「古巣を思い出します。多くのことを学んだ場所でもあり、また、この場所に戻って来られて幸せです」と感慨深く話した。

 スタジオの上の階にある「控室F」は「笑っていいとも!」の司会者のタモリが長年使用していた楽屋としても有名で、芸能関係者の間では「パワースポット」とも呼ばれている。室内には単独司会者による生放送長寿記念のギネスブックの認定書が飾られている。この日は、今月で番組を卒業するゴルゴ松本が使用していた。番組終了後には、出演者や関係者らが記念撮影する姿もあった。

 この日、同スタジオでは午後5時から同局の「5時に夢中!」の公開生放送も行われた。同局編成部によると、2番組の観覧者計160人に対し、約7000人の応募があったという。埼玉県から訪れた20代女性会社員は「小さいアルタでの生放送が大好き。出演者と観客の距離が近いので一体感がある。ぜひ、また公開生放送をしてほしい」と熱望する声もあった。