歌手大月みやこ(68)が1日、東京・三越劇場で、恒例の秋コンサートを行った。

 昨年がデビュー50周年の節目だった。「今年で51年目。新たな『1』からのスタートになります。これからも立ち止まらず、しっかりと前を向いて歩いていきます」と、謙虚に決意を語った。

 コンサートは昼夜2公演で、92年のレコード大賞受賞曲「白い海峡」、昨年のレコ大最優秀歌唱賞受賞曲「いのちの海峡」や新曲「霧笛の宿」など26曲を約1000人に披露した。

 「新曲では、大月の歌う凜(りん)とした女心を感じてほしい。ファンの人たちには楽しんでいただければうれしいです。聞いてもらえることを運命みたいに思う。とても幸せです」と話した。