宝塚歌劇団花組公演「エリザベート」(11月16日まで)が11日、東京宝塚劇場で初日を迎え、本番前に取材会が行われた。

 ウィーン発のミュージカルで、96年の宝塚初演以来8回目の上演となる人気作。

 黄泉(よみ)の帝王トート役に初挑戦の明日海りおは、「不安と緊張でいっぱい。花組一丸となって取り組みたい」。

 この日の公開稽古を見た作曲のシルベスター・リーバイ氏は「宝塚で18年前やっているけれど、エネルギーは失われることなく、ますます良くなっている。明日海さんのトートもカリスマ性があって、ファンタスティック。完璧なトートだった」と絶賛した。