タレントみのもんた(70)が24日、都内のホテルで、自分の古希を祝う会の前に会見を行い、「国を動かす番組をやりたい」と報道、情報系の番組出演に意欲を示した。

 みのは、紫のはっぴ姿で会見の場に姿を見せると、「お祝いというよりは70年の人生のうち50年お世話になった人たちに1回くらいはお礼をしないといけないと感謝の気持ちを込めた会」と会の趣旨を紹介した。さらに「まだまだ人生半ばという感じ」と語った。

 昨年10月には日本テレビ勤務だった次男の不祥事を受け、TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」を降板。1年が過ぎたが、みのは「朝の番組が気になる。最近は報道というより娯楽性を取り入れていて、お昼のワイドショーと変わらない。つまんねぇな、というのがありますね。自分がやっていたような番組がどこかにないか探してます。出てきてほしい」などと心境を明かした。

 その上で「チャンスがあれば」と明かすと、「朝の番組で日本の政治、日本の政策に対する、日本の今後にという気持ちでやっていたが、さらにおし進めた番組をやりたい。日本の将来、未来をけん引する番組、日本を動かす番組が生まれてほしい」と語った。「新聞の社説のようなものが出る番組をやりたい」とも言った。

 12年には妻を亡くした。取材陣から再婚の可能を問われると、「まだ、納骨もしていない。『あんたが入る時に一緒に入れてね』と言われた。約束を果たすために再婚するわけにいかない。100%ない」と言い切った。