6人組アイドルグループ、でんぱ組.inc(以下=でんぱ組)が来月14日、パシフィコ横浜で行うスペシャルコンサートで、新曲「でんぱーりーナイト」(11月26日発売)を初披露することが24日、分かった。

 新曲初披露の場は「横浜」に決まった。でんぱ組は今年1月から11月まで横浜市、中国・泉州市、韓国・光州広域市で行われている文化交流事業「東アジア文化都市2014横浜」の広報親善大使を務めている。11月17日には同事業の閉幕式がパシフィコ横浜で行われ、でんぱ組がその前に「事業の成功」を祝って、コンサートを開催する。新曲は玉屋2060%氏が作詞、作曲を担当。オーケストラとマーチングで構成された、これまでにない楽曲となっている。

 当日は、新曲披露のほか生バンドや管弦楽器を取り入れた特別編成で行う。オーストリア・ウィーンと日本で活動する韓国人ギタリストのパク・キュヒや、中国の伝統楽器、二胡の小学生日本チャンピオンの本多ゆとりくん(11=横浜市)とも共演する。

 でんぱ組リーダーの相沢梨紗は「新曲初披露ということで緊張していますが、お世話になった横浜で感謝の気持ちを込めて精いっぱい歌います。一味違うでんぱ組をお見せできると思います」と意気込んだ。チケットは25日に一般発売される。

 また、横浜中華街の「東アジア文化都市2014横浜カフェ~ヨコハマサイドステージ~」ではこの日から相沢が全面プロデュースしたハロウィーンカフェ「乙女病」(31日まで)がオープンした。ヨコハマサイドステージは今年8月、同事業の一環で「食とアート」を通じて日中韓の相互理解を図ることを目的に開業。相沢は「乙女病」のクリエイターのキャスティングやオリジナルメニューの開発、店内装飾などを手掛けた。コンセプトは「相沢梨紗」で、店内では相沢の好きなブランドの商品販売や展示がされている。この日はファンが、オリジナル限定Tシャツなどを求めて、列をつくった。相沢は「『乙女病』は私そのものです。大好きなものを私らしく表現しました。おもしろい企画も計画中なので、ぜひ、この機会に多くの人に楽しんでもらいたいです」とアピールした。