作家の百田尚樹氏(58)が11日、自身のツイッターを更新し、今年1月に食道がんのために亡くなった歌手・やしきたかじんさん(享年64)の

 闘病生活をつづったノンフィクション本「殉愛」について、通販サイトAmazonに書かれた中傷的な批判レビューに対し怒りをあらわにした。

 百田氏は11日午後3時過ぎに自身のツイッターを更新し、「未亡人に対する誹謗(ひぼう)中傷がひどすぎる!

 実態も真実も何も知らない第三者が、何の根拠もなく、匿名で人を傷つける。本当に人間のクズみたいな人間だと思う!」と中傷的な批判コメントに激怒した。

 さらに「未亡人に対するいわれなき中傷レビューを、真実を何も知らない第三者が面白がって『参考になる』ボタンを押しているのが、本当に腹が立つ」と怒りのツイートを重ね、「非難されるところなど何もない未亡人を攻撃して、何が楽しいのか。恥を知れ!」と強く批判した。

 百田氏は9日に放送された「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で、自著「殉愛」をもとにしたやしきさんさんの闘病生活再現VTRに対し、翌10日にツイッターで「VTRは実にひどい作りやった!」と怒りをあらわにし、「作り手に技術がないのはもちろんだが、何よりも愛がない!」と心情を吐露していた。