フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊(39)が11日までに、ニフティの有料メールマガジン「新

 おとなの学び場」で、日刊スポーツとコラボした「フリーアナ長谷川豊の【公式メルマガ増刊号】」(月額648円)の第48号を配信した。

 「日刊スポーツの芸能ニュース7days」では、WEB「ニッカンスポーツ・コム」の週間芸能ニュースアクセストップ10の各記事を解説。来年4月にアナウンサーとして入社予定だった女子大生がホステスのアルバイトを理由に内定取り消しを受けたとし、日本テレビを提訴したことについて言及した。同件は10日発売の週刊現代が報じ、長谷川は「職業差別がひどすぎる」と強く非難した。

 同誌によると、原告は東洋英和女学院大のミス東洋英和2011に輝いた笹崎里菜さん(22)。笹崎さんは研修中であった今年3月、過去に銀座のクラブでアルバイトをしていたことを人事担当者に報告した。4月に人事部長から「内定取り消し」を伝えられ、5月には人事局長名で「アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」とする書面が届いたという。これを受け、笹崎さんは訴訟を起こした。

 長谷川は笹崎さんを全面的に擁護した。「銀座のホステスは不潔な存在ではない。トークスキルはアナウンサーが舌を巻くほどで、決して『清廉さを欠く』類ではない。むしろ、言葉選びは上品で、若い女性アナウンサーに勉強させたいぐらい。日本テレビは内定を出した以上、笹崎さんはほかのテレビ局のアナウンサー試験を受けるチャンスを失っている。何社か受かったかもしれないチャンスを失わせていることを決して忘れてはいけない」。

 日本テレビ側には、ホステスが清廉さを欠くというのであれば、「採用条件に細かく『ホステス経験者お断り』などと書く必要があったと思う」と異議を唱え、今回はそれも明確に書かれていないため「内定取り消しの判断は即時撤回すべき」との見解を示した。

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