仙台在住の5人組ガールズユニット「Dorothy

 little

 happy(ドロシーリトルハッピー)」が新アルバム「circle

 of

 the

 world」(12月24日発売)のPRで来阪し、リーダーの白戸佳奈(20)は「クリスマス・イブにリリースできることになって、最高のプレゼントになると思います。ぜひ聞いて下さい」と自信の仕上がりに胸を張った。

 アルバムは秋冬の季節感をテーマにした7曲を収録。白戸が作詞を担当した楽曲も入り、「Breaking

 through」はメンバーの早坂香美(18=こうみ)をイメージした1曲だと言う。早坂は「旅行が好きなので、『世界飛び回って』という歌詞などイメージにピッタリで嬉しかった」と感謝。一方で「シークレット」は秋元瑠海(18=るうな)の正反対のイメージをあえて詞にした。秋元は「曲の中で演じるように歌いました」と満足そうに語った。

 デビュー4年目の今年は地元仙台コボスタ宮城で行われたプロ野球・楽天戦の君が代斉唱を2回務めるなど、活躍の場を広げた。また、Zepp東京でワンマンライブを実現、始めて生バンドを背にパフォーマンスした。リードボーカルの高橋麻里(19)が「あっという間だった」と振り返る充実ぶりで、このライブ映像を収録したブルーレイ、DVDも、それぞれアルバムとセットで発売する。初回特典として生写真を封入、全6種類がランダムで付く。

 ライブツアーも12月6日の千葉・柏を皮切りに、名古屋、京都、大阪、仙台、川崎まで全国を巡る。特に大阪のライブでは「お客さんの反応がパワフルでインパクトが強い」と富永美杜(18)も語るように、3年連続の公演を楽しみにしている。「最近関西に来ることが増えて嬉しい。ご飯もおいしいので」とメンバー全員が大きな目を輝かせていた。