劇団四季のディズニーミュージカル「アラジン」(来年5月24日初日、東京・東新橋の電通四季劇場「海」)のジーニー役オーディションに挑んだ、自称「歌って踊れるデブ芸人」の芋洗坂係長(46)が不合格だったことが20日、分かった。この日未明に自身のブログで「落選」を報告した。

 芋洗坂係長は「おかげさまを持ちまして…アウトでした~」と報告。「皆様から頂いた温かいコメントはR-1ぐらんぷり以来、涙が出る程うれしかったですが」と応援に感謝しながらも「ご期待に添えませんでした。すみません」と謝罪した。

 今回のオーディションは劇団四季の劇団員以外に一般からも公募。約1500人の応募者から書類審査で約500人に絞り込み、さらに予備審査を経たメーンキャスト候補約60人が本選に臨み、芋洗坂係長も、元大相撲力士の大至(46)とともにランプの精ジーニー役に挑んでいた。

 芋洗坂係長は「すべては自分の実力の無さなので、また一から精進し直します。とりあえず今夜は、解禁したてのボジョレーでやけ酒ですわ~」と、ワインボトル3本を空にした写真も掲載した。

 大至も不合格となっており、合格者は週明けにも発表される予定。