顔面神経まひと闘っているお笑いコンビ「TKO」の木下隆行(42)が26日、大阪・道頓堀の角座で相方の木本武宏(43)とともにイベント「TKOのかくしとく芸大会3」に出演し、順調な回復を報告した。

 木下は、まひした左側の顔面を触りながら「だいぶマシになったでしょう」と笑顔。イベントは、埋もれている「世間には隠しておいた方がいい」芸人を発掘するもので、TKOの2人が進行した。

 冒頭、木下は「本当は僕の顔、まだ隠しとかなあかんねんけど」と自虐ネタも。気になるのか何度か左顔面を手で押さえるしぐさも見せたが、19組の後輩の芸を見終えると「だいぶ笑ったから治ったわ。リハビリライブやな」と満面笑みだった。

 木下は10月28日夜、友人と飲酒していた際、左顔面がまひしていることに気づいた。翌29日に病院で顔面神経まひと診断され入院。治療を続けながら、病気を隠して仕事を続けていた。ところが、今月20日放送のテレビ朝日系「アメトーーク!」に出演した際の映像で木下の様子がおかしく、視聴者やファンから不審に思う声が届き、放送翌日に木下がまひを告白した。

 木下は「いや、ほんま、アメトークは(まひが)ひどかったもん」。これに木本が「あれ何?

 危険ドラッグ?」とつっこみ、木下が「おい!

 まあ、だとしても、言うなよ」と返し、観客を笑わせていた。