作家の百田尚樹氏(58)が17日、自身のツイッターを更新。これまで60歳での引退を示唆する発言をしていたが、その引退時期を早めることも辞さないとの考えを示した。

 今年1月になくなった歌手やしきたかじんさん(享年64)の闘病生活をつづったノンフィクション本「殉愛」の内容の真偽をめぐり、たかじんさんの家族を含む関係者の間で損害賠償訴訟などの問題に発展しており、百田氏のツイッターにも連日のように賛否両論が多数寄せられている。

 批判の声にも逐一対応してきた百田氏だが、そんな状況に嫌気が差したのか。「百田尚樹はこれで終わり、というようなことを嬉しそうにツイートしている人が多い。そんなに嬉しいかね

 別に作家なんかいつ辞めたっていい。世間に媚びへつらって生き残ろうとは思わん」とコメント。先日にも「50歳で小説家になったとき、とりあえず10年やろうと思った。来年で9年。あと二作くらい書いて引退するか」と、自身のプランを明かしていたが、さらに早める考えもあるらしく、「もともとデビューした時、十年で引退と思っていた。来年で九年。一年早く辞めたってどうということはない」とつづった。