2014年ブレイクを果たしたセレブもいれば、人気が凋落(ちょうらく)してしまったセレブもいる。

 今回は2014年にキャリアを台無しにしてしまうような不祥事を起こしてしまったセレブを紹介しよう。

 ■ビル・コスビー(77)

 良き父親的な存在で愛されていたアメリカの人気コメディアンのビル・コスビー。元モデルや元女優ら約20人の女性が、ビルから飲み物や薬を飲まされ、暴行を受けたと被害を訴えた。ビル側がもみ消し工作を行っていたことも明らかになり、アメリカではこの事件で大騒ぎになっている。彼が出演する番組の制作は中止となり、彼がこれまでに築きあげた功績は台無しになってしまった。

 ■スティーヴン・コリンズ(67)

 「プライベート・プラクティス」など人気ドラマへ出演する俳優スティーヴン・コリンズが、11~13歳の複数の少女に性的暴行を繰り返したことを告白したと報じられた。スティーヴンはアメリカでは1996~2007年まで放送されたドラマ「7th

 Heaven」での善良な牧師の父親役で知られており、多くの人がこのニュースに衝撃を受けた。今回の報道を受け、ドラマ「スキャンダル」の出演シーンのカット、出演予定の映画「Ted

 2」を解雇されたと報じられている。

 ■シャイア・ラブーフ(28)

 「トランスフォーマー」シリーズで知られるシャイア・ラブーフが制作した短編映画が、ダニエル・クロウズのコミックの盗作であることが判明。シャイアは「僕が書いたものだと思わせてしまって申し訳ないと思っています」と謝罪するものの、ダニエルは「謝罪だけでは十分ではない」と訴えを起こす構えを見せた。シャイアはこれ以外にも、迷惑行為で逮捕されるなど奇行癖の目立つ俳優というイメージがついてしまった。

 ■エイミー・パスカル(56)

 米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃で大量の重要情報が漏えい。同社のエイミー・パスカル共同会長が送ったメールで、レオナルド・ディカプリオをこき下ろすものやオバマ米大統領に関する人種に絡めたジョークが書かれたものが流出してしまった。「メールの内容は不適切だった」と謝罪するものの、今なお多くの批判にさらされている。【ハリウッドニュース編集部】