今年の年間視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、日本テレビが29日、ゴールデン(午後7~10時)、プライム(同7~11時)、全日(午前6時~翌日午前0時)の各時間帯でNHK、民放を通じて首位になったことを発表した。

 ゴールデンで12・6%、プライム12・5%、全日8・4%だった。日本テレビの「3冠王」は11年以来3年ぶり、12回目。昨年はテレビ朝日がゴールデン、プライムの「2冠」で、日本テレビは全日のみ首位だった。

 今年の日本テレビは「見たい、が世界を変えていく。」というビジョンを掲げ、日曜夕方以降のバラエティー「笑点」「ザ!鉄腕!DASH!!」「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる法律相談所」が常に20%近い高視聴率をキープ。連続ドラマも杏主演の4月期の「花咲舞が黙ってない」や、綾瀬はるか主演の10月期の「きょうは会社休みます。」がヒットした。

 大久保好男社長(64)は「日本テレビを見てくださった多くの視聴者の皆さま、誠にありがとうございました。また応援してくださった番組スポンサー各社、番組制作にご協力いただいた関係各社に深く感謝申し上げます。2014年は最高の結果を出すことができました。引き続き2015年もより良い番組を放送すべく力を尽くしてまいります」とコメントを発表した。