演歌歌手原田悠里(60)が8日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、7日に発売したばかりの新曲「涙しぐれ」をアピールした。

 同曲は昭和の香りが漂う切ないラブソング。昨年6月25日に発売して好調なセールスを継続中。今回は歌い直しをして、カップリング曲を変更したリニューアル盤にした。

 カップリングでは初のデュエットに挑戦。作曲家岡千秋氏と歌う「運命の人」で作詞も手掛けた。「最初にメロディーが完成して、後から歌詞を付けました。若すぎて未熟だった男女の恋を描いています。1番では男性が『バカな俺さ』、2番では女性が『バカなわたし』、そして3番では2人で『バカなふたり』。そういう歌詞にしたんです。夢物語の恋ではなく、自分の世代にとって、うそのない作品にしたかったから」。これは実体験に基づいたものか?

 「…。多分、そうでしょうね。思い出の中の言葉です」。

 今年の抱負を聞くと、「年末には1人でも多くの人に、この2曲を歌ってもらえればうれしい」とロングヒットを祈った。