俳優のブラッドレイ・クーパーが、映画「アメリカン・スナイパー」(2月21日日本公開)の役作りについて語った。

 同映画は狙撃手のクリス・カイルさんの伝記映画で、ブラッドレイは主役のクリスさんを演じている。そんなブラッドレイはこの役で185ポンド(約83.9キログラム)から225ポンド(約102キログラム)になり、40ポンド(約18キログラム)の筋肉の増量をしたという。クリスさんは当時230ポンド(約104キログラム)あったそうだ。

 ブラッドレイは男性フィットネス健康誌「メンズ・ヘルス」に「僕は自分が彼だって信じなくてはいけないところまでいかなくてはいけなかったんだ」「彼はムキムキではなかった」「彼はたくましくなかった。彼は熊だったんだよ」と話している。

 10週間で肉体改造しなくてはいけなかったブラッドレイは、トレーニングのために1日に6000キロカロリーを摂取していたという。彼は「僕の体に本当にショックを与えたよ」と明かした。

 そんな激しい役作りをしたブラッドレイは同映画の演技が評価され、現地時間2月22日に行われる第87回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされており、受賞が期待されている。【ハリウッドニュース編集部】