作家でミュージシャンの辻仁成(55)が27日、自身のツイッターを更新。過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件を受け、音楽番組でロックバンドが歌詞を変更するなど自粛が相次いでいることについて疑問を示した。

 23日放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」では、3人組ロックバンド凛として時雨が新曲「Who

 What

 Who

 What」を披露したが、その歌詞の一部を変更していた。変更された歌詞は「血だらけの自由」が「幻の自由」、「諸刃のナイフ」が「諸刃のフェイク」といったもので、同バンドはこの変更について公式ツイッターで「昨今の状況を鑑み、メンバーと番組サイドで協議し、歌詞を一部変更して演奏致しました」と説明」した。

 こうした、自粛により直接関係のない歌詞が変更されるなどのケースは常に賛否が分かれるところだが、現在フランス在住の辻は「日本のテレビ番組が人質事件で自粛相次ぐというニュースにちょっと驚きましたなり」とコメント。「音楽番組でロックバンドの歌詞を変更とある。諸刃ナイフを諸刃のフェイクに変更し放送?」と疑問を示し、「むしろ、おいらはISがあげたYouTube映像を見ない。ISの思う壺だから!」と私見を述べた。