小倉久寛(60)の還暦記念のコントライブ「ザ・タイトルマッチ2」(東京・本多劇場で29日から)の公開舞台稽古が28日、同所で行われた。99年以来、2度目の「タイトルマッチ」になる。

 小倉が所属する劇団スーパー・エキセントリック・シアターの団長三宅裕司(63)が共演。今年で36年目を迎える劇団で培った息のあったコンビを5本のコントで存分に発揮する。

 舞台上で行う楽屋ネタはフリートーク。着替えシーンでステテコ姿を見せる小倉は「あれは自前です。楽屋ネタはプライベートをのぞかれているみたいで恥ずかしい気持ちがある」と正直に打ち明けた。

 日替わりで登場するゲストは浅野ゆう子、笑福亭鶴瓶、伊東四朗、小林幸子ら豪華なメンバーがずらり。三宅は「小倉の人徳でしょうね」と持ち上げた。

 本多劇場では2月15日まで。その後は大阪と仙台でも公演を行う。

 また、25日に日本テレビ系「笑点」で、2人が披露する予定だったコントが、過激派「イスラム国」の人質事件への配慮もあって放送されなかった。

 医者と患者のコントで包丁が使われていた。三宅はこの日、「一生懸命にやったコントなので残念。コントライブも一生懸命にやっているので、ぜひこちらを見ていただきたい」と話した。

 日本テレビでは「昨今の事情を考えました。今後、放送するかしないかも含めて未定です」としている。