お笑いコンビ、クマムシの長谷川俊輔(29)が、東京・新宿2丁目のゲイによる芸人ランキングで、ケンドーコバヤシ(42)を抜いて首位になったことが5日、明らかになった。

 この日、東京・渋谷で4日発売のCD「あったかいんだからぁ♪」の発売記念イベントを行い、相方の佐藤大樹(26)が明かした。

 同CDは、2人のヒットネタのフレーズを基に長谷川が作詞作曲。長谷川ボーカル、佐藤エアギターで、すでにレコチョク主要4部門で1位になっている。初出荷3000枚の予定を急きょ、2万枚に追加した。なじみやすいフレーズと、長谷川の短髪ひげマッチョのルックスが、流行に敏感な2丁目のゲイたちのハートを直撃した。

 このブームを受け、長谷川は「ドラッグストアのバイトでコーンスープの棚卸しをしているときに、あったかいんだからぁ♪というフレーズが降りてきました。CDを出させていただいたので、今年の紅白歌合戦は大トリで出させていただきたい」と宣言。その上で「流行語大賞も狙います。ライバルは8・6秒バズーカー」と、同じ音声ネタのコンビを挙げた。

 佐藤は、エアギターを弾きながら「イエス!」とひと言、合いの手を入れるだけだが、名義上は「作詞作曲クマムシ」ということで印税は折半。現在、1つ年下の社長令嬢の恋人と家賃40万のマンションに住んでいるが、負担は3000円のみ。「CDをヒットさせて、彼女の面倒を見たい。これが僕のヒモノミクス。あと、ベストジーニストも狙います」と話した。