モデル押切もえ(35)が鳥取県あいサポート親善大使に任命され、10日、鳥取県知事公邸で行われた授与式に出席した。

 「あいサポート」とは、鳥取県から始まった障害者支援運動で、押切はハンディキャップアーティストと知り合ったことをきっかけに、運動に賛同。趣味の絵画を通じて支援活動に参加する。この日は、あでやかな着物姿で授与式に登場し、平井伸治鳥取県知事から委嘱状を受け取った。

 押切は昨年末に、鳥取県内の障害者施設を訪れ、絵画の創作活動を実施。作品がバレンタインチョコレート用のパッケージとなって、有楽町丸井、プランタン銀座、鳥取大丸など全国の百貨店で販売される。

 押切は「ハンディキャップアーティストの皆さんと一緒に絵を作成しました。1つのことを一緒にやることで深い絆ができる。これからも自分に何ができるかを考えて活動していきたいです」と意気込みを語った。