戦場カメラマンの渡部陽一氏(42)が13日、都内で映画「アメリカン・スナイパー」(クリント・イーストウッド監督、21日公開)試写会、トークショーに出席した。

 同作は、イラク戦争に4回従軍した実在の狙撃手を描いた作品。イラク、アフガニスタン、ルワンダなどで取材経験のある渡部氏は「1度戦場に足を踏み入れた者は必ず戻ってくる、と前線の兵士も言っていた。カメラマンにも『戦場カメラマンシンドローム』がある。出会うカメラマンはメンツが同じだった」などと語った。