今年のグラミー賞で、新人ながら最多4冠を達成した英シンガー・ソングライター、サム・スミス(22)が14日、デビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」(日本は先月発売)PRのため、成田空港着の航空機で初来日した。

 8日(日本時間9日)、ロサンゼルスで行われたグラミー賞出席後は英国に戻らず、そのまま滞在していたが、今回の初来日が、グラミー賞受賞後初の海外PRとなる。

 スミスは白のセーターに黒のロングコートとカジュアルなスタイルで姿を見せた。到着ロビーに集まった約130人に対し、終始笑顔でサインや写真撮影に応じるなどファンサービスに努めた。

 取材陣からコメントを求められると、同様に丁寧に応じた。「こんにちは。サム・スミスです。たった今、日本に到着しました。ロスからのフライトは長時間ですごく疲れたけど、日本に来ることができて本当にうれしいよ!

 日本でいろんなものを見てみたいし、日本のみんなに会うのがすごく楽しみです」とあいさつした。

 18日には、わずか1分でチケットが完売した初来日イベントを都内で開催。そのほかテレビ番組に出演する予定。

 スミスはグラミー賞で、最優秀新人賞、最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞の主要3部門を含む最多4部門を制覇した。