映画「カラスの親指」の公開初日舞台あいさつが23日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。直木賞作家道尾秀介氏の原作で、5人の詐欺師の奇妙な共同生活を描く本格ミステリー。主演の阿部寛(48)は、映画「テルマエロマエ」で演じた実直な古代ローマ人とは対照的に、役者人生で初の詐欺師役を演じるが、「初めてやった雰囲気の役でしたけれど、自分の中の評価は高いと思う」と自画自賛。来場したファンには「みなさん、きっとだまされると思うので、注意して下さい」と呼び掛けた。

 ほかに女優石原さとみ(25)能年玲奈(19)俳優小柳友(24)お笑い芸人村上ショージ(57)伊藤匡史監督が出席した。