女優安達祐実(31)が23日、東京・新宿ケイズシネマで行われた映画「TOKYOてやんでぃ」(神田裕司監督)初日舞台あいさつに出席した。

 寄席の楽屋を舞台に、次々起こる騒動を描いたコメディー作品。コスプレマニアの女主人役で出演した安達は「年がいもなく(コスプレをした)ということでは、恥ずかしかった部分もありました。でも、なかなかあんな格好をさせていただくことがないので、楽しんでやらせていただきました。どれがお好みか分かりませんが、何着か着ていますので見てみてください」と照れ笑いしつつ話した。

 安達は作品中で、ミニスカサンタクロース、チャイナ服、ナース服などのコスプレを披露。「どれも好きでした。映画の中で、コスプレ(の衣装)しか着ていない。1日中、コスプレの状態で撮影していました(笑い)」と明かした。すると、俳優中村昌也が「僕はチャイナ服が良かったですね」と続き、伊藤克信は「スク水(スクール水着)がなかったのが残念」とつぶやき、笑わせていた。

 劇団はえぎわを主宰する演劇界の注目株、演出家で俳優ノゾエ征爾(せいじ=37)の初主演映画。あいさつには、ほか黒田福美、村木藤志郎らが出席した。村木率いる劇団うわの空・藤志郎一座の代表作「悲しみにてやんでい」が映画化された作品。

 [2013年2月23日13時57分]日刊スポーツのオススメ