タレント山口智充(43)が9日、東京・シネマート六本木で行われた映画「あぁ…閣議」(郷力大也監督)初日舞台あいさつに出席し、女優酒井若菜(32)と「ハレンチ論争」を展開して盛り上げた。

 同映画は、首相や大臣らの会議「閣議」の内幕を暴いた内容。司会者から、首相になったらどんな法案を考えるか聞かれると、まず酒井が、ブラジャーを露出する「見せブラ」行為に言及し、「『見せブラ禁止法案』を。女性のモラルに反したファッションですよ。『下着は好きな男性の前でしか見せちゃいけない』という概念を女性に持たせたい。ハレンチ禁止です」と主張した。

 山口は、それに激しく反論。「いや、僕はハレンチ大賛成ですから。男は女をめっちゃ見たいんですよ。だから僕は、めっちゃ見たい法案、すなわち『ガン見法案』ですね。胸やお尻…いろんなところをめっちゃ見ていい、という」と一気にまくし立てた。

 それだけでは収まらず、山口は、目をギラつかせながら続けた。

 「あと僕は、テレビ番組でお風呂入るシーンで(出演者が下半身などに)タオルを巻くのが大嫌い。『お風呂のルール』に従わないといけない。『撮影のためタオルを巻いています』というテロップじゃなく、本来は『お風呂の撮影のため、出演者は局部を出して撮影してます』という説明が正しい」。

 とはいえ、山口と酒井は撮影中すごく仲が良かったといい、郷力監督は「付き合ってるの?

 みたいな(ほど仲良しだった)」と証言した。酒井も「撮影中、ぐっさん(山口)と24時間態勢で遊んでもらい、トイレにも一緒に来てくれたほど。笑いすぎてほうれい線が深くなった。今回は、ぐっさんを独占できた気がした」と、山口への強い好印象を隠さずに話した。

 同映画は昨年3月開催された「第4回沖縄国際映画祭」で上映された。

 [2013年3月9日18時15分]日刊スポーツのオススメ