福山雅治(44)が29日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた主演映画「真夏の方程式」(西谷弘監督)の初日舞台あいさつに出席し、共演の吉高由里子(24)北村一輝(43)杏(27)山崎光(9)と西谷監督(51)が登壇した。

 原作小説「ガリレオ」シリーズの劇場版第2弾で、今週月曜日に放送が終了したフジテレビ系「ガリレオ」と同様に共演した吉高は「福山さんがやせちゃうくらい、今回迷惑をかけました」と恐縮したが、福山は「吉高のための気心じゃなくて、ガリレオのために(体を)絞ったんだよ」と観客を笑わせた。

 同作の撮影中は子供嫌いを演出するため、9歳の山崎とは「あえて距離を置いた」という福山だが、「プロの役者ですよ。セリフもしっかり覚えてきましたし」と山崎を絶賛。撮了後、「お疲れさま」と「ありがとう」の気持ちを込めて、ワンピースとプラモデルをプレゼントしたという。山崎は「撮影が終わって福山さんが優しくなりました。もらったプラモデルを作るのに2カ月かかりました」と告白。どうやら、福山が贈ったプラモデルは、9歳の山崎には難しすぎたようだ。

 今回の映画PRは、23日のジャパンプレミアを皮切りに、12日間で3カ国・地域、7都市の強行日程で展開している。27日の香港でのレッドカーペットでは3000人のファンの熱烈歓迎を受けた。

 30日は札幌で、以後日を開けずに名古屋、大阪、福岡と回り、7月4日には海外2回目となる台湾で舞台あいさつに登壇する。

 この海外展開に合わせて「国を越えてもキラキラしてますものね」と話す吉高に「僕はずっと(香港で)広東料理を食べてました」とジョークで切り返す福山。次回作について聞かれると、「要望があればいつでも。東野先生がどう思っているかに尽きます。皆さん、東野先生にお手紙送って下さい」と笑顔で話していた。