元プロ野球選手が多数出演する任侠映画「ダイヤモンド」(8月3日公開)の完成披露記者会見が16日、東京ドームホテルで行われ、主演の高橋慶彦氏(56=広島)をはじめ、元木大介氏(41=巨人)パンチ佐藤(48=オリックス)らが出席した。

 元木氏は、自らの演技について「いいなと思った。(演技は)クセになりそうです」と俳優業に意欲。

 同じ元プロ野球選手で、現在俳優としても活躍している長嶋一茂(47=ヤクルト、巨人)について「ドラマとか映画とかを見てすごいなとは思っていたけれど、実際に自分がやってみると、一茂さんは半端なくすごいと思いました。尊敬しかないです」と話した。

 また、撮影を振り返って「パンチさんはほぼアドリブだった」と明かし、「慶彦さんはせりふが多かったので、1人でずっと台本を読んでました。野球と関係ない話をしてたのはパンチさんとギャオス(内藤)さんかな」と笑った。

 高橋氏は「初の主演オファーには、安易な気持ちで『やりましょう』と言ってしまった」と話し、「せりふがとにかく多くて、サインプレーを覚えるのより大変だった。野球のサインプレーなんて、せいぜい5個くらいでしょ」と話して笑いを誘った。