大友克洋監督(59)9年ぶりの最新作「火要鎮」(ひのようじん)含む短編アニメ4作をまとめたオムニバス映画「SHORT

 PEACE」初日舞台あいさつが20日、東京・丸の内ピカデリー3で行われた。大友監督は、映画を見た直後の観客を前にしてのあいさつで「(お客さんが)見た後…きついね。見る前なら、いろいろなことを言えるけど」と苦笑い。それでも、劇場の大きなスクリーンで上映されたことについては、「こんなデカいヤツ(スクリーン)で、僕も見れば良かった」と喜びもひとしおだったようだ。

 この日は「九十九」の森田修平監督、「GAMBO」の安藤裕章監督、「武器よさらば」のカトキハジメ監督と、バンダイナムコゲームスの浅沼誠プロデューサーも登壇。同プロデューサーは、宮崎駿監督(72)5年ぶりの新作アニメ映画「風立ちぬ」も初日を迎えたことについて感想を聞かれ、「『ドラえもん』でしたっけ?」とボケながら、「(アニメには)いろいろな形があっていいかと。(自分たちは)変なもの、不思議なものができたらいいと思っていたので、非常に満足です」と語った。