映画「アナと雪の女王」の大ヒット記念イベントが20日、この日オープンした東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、女優神田沙也加(27)松たか子(33)らが参加した。

 同作は、先日行われた米アカデミー賞で、主題歌賞と長編アニメーション賞をダブル受賞した話題のディズニー最新作。日本では14日に公開され、週末の興行成績で1位を獲得した。神田と松は、日本版でダブルヒロインの吹き替えを担当し、高い歌唱力で注目を集めている。

 神田は「大ヒットと聞いて、胸をなで下ろす気持ちです」と安堵(あんど)の表情。作品の制作会見で生歌を披露したところ、感動した監督が涙を流すひと幕もあり、「もったいないお言葉をたくさんいただきました」と恐縮した。

 松も「公開になってすごい反響をいただき、すてきな仕事にめぐり会えたことをうれしく思います」と大ヒットを喜んだ。

 不思議な雪だるまのオラフの声を演じたピエール瀧(46)は「映画館で恥をかかないようにというレベルまでやるのはなかなか大変でした」と苦笑していた。