タレントのキンタロー。(32)が29日、映画「とらわれて夏」(5月1日公開、ジェイソン・ライトマン監督)の都内で行われた公開直前イベントに出席した。

 脱獄犯の男と、息子と暮らすシングルマザーの5日間の恋模様を描いた作品。キンタロー。は、ケイト・ウィンスレット演じる「恋に破れた元ダンサー」という共通点があるという、極めて苦しい理由でイベントに呼ばれた。

 劇中では、女性がイスに縛り付けられるシーンがあり、イベントではなぜかキンタロー。も実践することになった。脱獄犯役のジョシュ・ブローリンとソックリな「助手のブローリン」と名乗る外国人男性に縛られると、「悪くない。縛られて写真を撮られるなんて、新たな目覚めかもしれない」と目を輝かせた。

 30歳以上の期間限定アイドル「大人AKB」のオーディションに最終選考で落選したばかり。歌唱審査では、受け狙いの「フライングゲット」ではなく、「リトル・マーメイド」の主題歌で、十八番の「パート・オブ・ユア・ワールド」で勝負をかけた。「ガチで勝負に出た。歌唱力を見せる歌を選んだけど、ダメでしたね」。合格した塚本まり子(37)については「すごくきれいな方で納得です。2児の母なんですよね。顔が小さいですね」と笑わせた。八幡カオル、元モーニング娘。市井紗耶香ら芸能人も受験したが、「その中では強気に1番。顔のデカさなら誰にも負けない。大顔ブームはいつか来ます。2056年ぐらいに」と、冗談まじりにプライドをのぞかせた。

 大人AKB48落選だけでなく、3月にはタレント河口こうへい(33)との破局を明かすなど、人生の試練が続く。それだけに、男性からの癒やしを求めているようで、助手に優しくされると「傷ついた心が癒えた。彼は私を女として扱ってくれる。名残惜しいわ」とラブコールを送っていた。