ベルリン国際映画祭の事務局は21日、「ベルリン・天使の詩」(1987年)で知られるドイツのビム・ベンダース監督(69)に名誉金熊賞を授与すると発表した。

 授賞式は来年2月に行われる。

 ベンダース監督は「パリ、テキサス」(84年)で、カンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールを受賞。他にキューバ音楽界を描いたドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(99年)などで知られる。

 親日家で、2011年10月には東京電力福島第1原発の事故で計画的避難区域に指定された福島県飯舘村を訪問した。