周防正行監督(57)最新作「舞妓はレディ」(13日公開)公開直前イベントが6日、東京・新宿明治安田生命ホールで行われた。

 会場では、舞妓(まいこ)が活躍する京都のお茶屋世界を描くために同監督が取り入れたミュージカルシーンが再現され、主演の上白石萌音(16)長谷川博己(37)富司純子(68)らが、それぞれの劇中でのテーマソングを歌いながら、客席の間を歩いて登壇した。

 登壇後、長谷川は「(実際に)歌うつもりではなかったのに、歌ってくれ、と言わんばかりでしたね」と苦笑い。富司も照れて赤くなった顔を手で押さえながら、「撮影は楽しくて…でも、歌だけが小さい時からコンプレックスがあって、ハラハラしました」と話した。

 高嶋政宏(48)はひげ面で登壇し、腰をくねらせる情熱的な踊りを披露。「やり過ぎたカットはあったけれど、監督から『目にモザイクがかかるから、やめてくれませんか』と言われました。カットが終わるたびに『気が済むまでやられましたか?』と言われるまで、やらせてもらった。幸せだった」と笑顔で撮影を振り返った。

 田畑智子(33)周防監督の妻草刈民代(49)渡辺えり(59)竹中直人(58)も登壇した。