映画「まほろ駅前狂騒曲」(10月18日公開)の主演瑛太(31)松田龍平(31)と、大阪府のゆるキャラもずやんの珍妙なコラボが26日、実現した。

 劇中で便利屋の2人が子守をする場面があり、これが大阪府は推進する「働くママ応援コーナー」の意義と合致するとして、この日、大阪市の大阪府庁でダブルPRイベントが行われた。

 行政とエンタメという異色の組み合わせ。さらに、場所柄がなじみの薄いところとあってか、なかなかトークも弾まない。瑛太は「こんなところに呼んでいただいてうれしいです」とあいさつしたものの、戸惑いは隠せない様子。松田は「お母さんが子どもために頑張るのは当たり前と思うので、むしろそれを支援する側がもっと頑張らないと。その意味でこういうの(働くママ応援コーナー)ができるのはとてもいいこと」とコラボの意図をくんで、懸命のコメントを発した。

 一方のもずやんは、大阪府内2000カ所で張り出すコラボポスターを手に「映画も、大阪の『働くママ応援コーナー』も両方よろしくお願いします」と“通訳”を通じ、こちらもこん身のPRを行った。

 同席した大森立嗣監督(44)は、司会者からもずやんについてふられると「う~ん、今度『もずやん対くまもん』でもやりますか。それで2人でふなっしーを倒しに行くとか」とリップサービスで場を盛り上げていた。