歌手堂珍嘉邦(35)が24日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた米映画「グッバイ・アンド・ハロー

 父からの贈りもの」(ダニエル・アルグラント監督)トークショーに参加した。

 1997年に30歳の若さで亡くなった米の天才ミュージシャンのジェフ・バックリィを描いた映画で、堂珍自身、バックリィの大ファンだという。

 「01年くらいから東京に出てきて、音楽の仕事を始めて、聴くようになった。(曲を聴いていて)すごく切なくなった。切なすぎて速攻(もっと)歌を聴きたくなった。音楽を聴いて涙した、何回かのうちの1回。それで、追いかけるようになった」

 誕生日も同じ11月17日で、縁も感じているといい、「(トークショーに)足を運ばせてもらって光栄。何で、こいつが(イベントに)出てるんだよ、って人もいるかもしれないけど、俺は好きだから出たよ」と笑みを浮かべた。