俳優柳楽優弥(24)が8日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「最後の命」(松本准平監督)初日舞台あいさつに参加した。

 撮影時のエピソードを語る中で、柳楽は共演の矢野聖人(22)から「撮影の真ん中くらいの時、柳楽君に襲われる夢を見た」と明かされた。

 撮影中に、矢野から「今朝、夢見ちゃってさ」と言われた時には、柳楽は「あっ、そう」と素っ気ない返事を返したという。

 同作は、柳楽と矢野演じる、幼少期に凄惨(せいさん)な事件に巻き込まれた2人が、成長して再開した夜に顔見知りの女性が殺されてしまうという物語だ。

 柳楽は、矢野に素っ気ない返事を返したことについて「(自分が)冷たいわけじゃないけど、間違いなく和気あいあいの現場ではなかった」と言い、苦笑した。

 この日は2人のほか、今作品が映画デビュー作となった、柳楽と同じ事務所の比留川游(28)も参加した。