中国映画「西遊記」(チャウ・シンチー監督、21日公開)が21日全国公開され、声優を務めた斎藤工(33)貫地谷しほり(28)が都内の劇場で舞台あいさつした。

 声優初挑戦の斎藤は「スケジュールの関係で僕は1人で収録したんですが、いつものように共演の人たちやスタッフに囲まれていないと寂しかったです。寂しいなんていうと『1人寂しいクリスマス』なんて思われちゃうのかな。ホントに寂しがり屋なんですけど」。西島秀俊、向井理と相次ぐ人気俳優の結婚報道を意識してコメントした。

 俳優学校の先輩という貫地谷は「私、中学からいたんで斎藤さんより3カ月先輩なんです。だめだよ、頑張らなくちゃ。『イケメン俳優最後のとりで』として」とはからずも独身生活を続ける斎藤をからかった。

 司会者が「お2人はどうなんですか?」と水を向けると、斎藤は「いやあ、別々に収録したからちゃんと出来ましたが、きっと面と向かって演じたら笑っちゃうんじゃないかなあ」と貫地谷と笑顔を交わし、異性というよりは友だち感覚を強調した。

 劇中では歌にも挑戦。こちらは「感情先行型です」(斎藤)「羞恥心を取り除くのに1時間以上掛かりました」(貫地谷)とのことだった。