俳優のジェームズ・フランコ(36)とセス・ローゲン(32)が主役を務める映画「The

 Interview」(原題)の公開が、正式に中止になったことが現地時間17日に発表された。

 同映画は北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画。映画会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントはハッカー集団により、同作を公開すればテロ行為を行うと脅迫を受けている。

 このことを受けて、ジェームズとセスの映画のプロモーション活動などがキャンセルになったが、ソニーは表明文で「多くの劇場主が『The

 Interview』を公開しないという決断を考慮して、我々は12月25日の劇場公開を行わないことに決めました」とコメント。映画館の従業員や客の安全を尊重することに決めたと明かしている。

 ソニーはハッカー集団により、電子メールなどの社内情報が流出して、現在騒動となっている。【ハリウッドニュース編集部】