女優能年玲奈(21)が27日、東京・新宿の新宿ピカデリーで行われた主演映画「海月(クラゲ)姫」(川村泰祐監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 東村アキコ氏原作の人気少女漫画の初めての実写化で、クラゲおたくで異性に奥手な月海を演じた。

 「お祭りみたいな映画です。私からチラシ祭りを提案したり、ブログでカウントダウンをした。今日を迎えられて興奮しています。今日からクラゲ祭り本番なので頑張ります」と、自ら先陣を切って宣伝活動を行ったことに満足げの様子だった。

 「(映画の)『ロッキーホラーショー』みたいに、月海のコスプレをしたり、みんなで合唱しながら見ていただきたいな」とファンに呼び掛けた。この日の衣装はクラゲをイメージした純白のドレス姿。女性ファン中心の客席から「かわいい~」とため息が漏れていた。

 着物姿で登壇した東村氏は続編製作を熱望した。「気が早いけど、続編がある感じのラストじゃなかったですか?

 続編を作ってほしい人?」と客席に呼び掛けると、多くのファンの手を上がった。「9割方、手が上がったので、期待しています」と製作陣に訴えていた。

 菅田将暉、長谷川博己、太田莉菜、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、川村監督も出席した。