映画「神さまはバリにいる」(李闘士男監督)の公開初日舞台あいさつが17日、東京・新宿のバルト9で行われ、主演の堤真一(50)尾野真千子(33)らが出席した。

 ほぼ全編がインドネシア・バリ島でのロケで、李監督は菜々緒(26)の現地でのモテモテぶりを明かした。「菜々緒さんの周りには、いつも50人ぐらいのスタッフがいるんです」。撮影がオフの日には、多数の男性スタッフがアテンドを希望。ある店では、菜々緒が買い物をした分だけ半額になるなど、魅力に多くの男性が取りつかれていた。菜々緒の帰国後も、男性たちから「菜々緒はもう来ないのか?」と質問が殺到したという。

 一方、入れ替わりでバリに来た尾野は、ほったらかしに近い状態だったという。李監督が「美に対する感覚は、日本もインドネシアも同じなのかなぁ」と、痛烈な一言を発すると、尾野は「暴れよっかな…?」と半ギレ状態で両腕をブン回していた。この日も、楽屋で会うなり、堤から「菜々緒さんがいるから、来んでいいから」と言われたといい、「ひどくねぇ?」と恨み節をこぼしていた。

 ほかナオト・インティライミ(35)玉木宏(35)が登壇した。