女優能年玲奈(21)が18日、東京・新宿ピカデリーで主演映画「海月(クラゲ)姫」のスペシャルイベントに出席した。

 共演した篠原ともえ(35)が司会を務め、自分で企画のアイデアを出した質問コーナーを実施した。

 自分のツイッターで募集した質問を入れた箱から、「今、飼いたい生き物は?」と書かれた紙を引くと、クラゲ愛を疑われそうな回答でファンを驚かせた。

 「クラゲを飼いたいんですけど、調べたら難しいんです。水流を作ったり、こまめに水を換えないといけない。かさに空気が入ったら、死んじゃうんです。(映画ロケ地の)熱帯魚屋さんで聞いたら『エビがいいよ』と勧められました。今はエビを飼いたいです」。

 この日はクラゲを意識したカラフルな衣装で、クラゲへの思いをアピールしていたが、篠原から「エビ姫じゃん!」と突っ込まれていた。

 一部映画館では、ヒゲを生やしたり、付けた入場者に割引を行っている。能年がヒゲ好きであることから実現した異色の割引企画。能年はクラゲを描いたヒゲを持参すると、2人そろって付け、「クラゲヒゲ~」とおどけていた。

 企画から進行まで、2人の手作り感満載のイベントとなった。

 篠原が「能年ちゃんの女優スイッチを見られたのがうれしかった。いつかレッドカーペットを歩く時、私に衣装をデザインさせて下さい」とアピールすると、能年は「篠原さんの名司会ぶりが見られてよかった」と感謝していた。