演歌歌手大石まどか(35)が3日、交際していた証券会社勤務のAさん(35)と都内の区役所に婚姻届を提出、結婚した。2人は1年前、友人を通して知り合い、グループで食事会を重ねているうちに意気投合。交際に発展した。大石は知り合って間もなく漠然と「この人と結婚するんだ」と予感した通り、昨年冬、明治神宮で指輪を渡されプロポーズを受けた。大石は「順番はちょっと違うけど、指輪をもらってその後に言葉が続いてうれしかったです」と話している。

 この日は17年前の91年、大石が故郷の北海道・函館から上京して、歌手への第1歩を踏み出した記念日だった。2人で相談した上で、新しい出発もこの日を選んだ。大石は上京した翌年の92年「恋のしのび雨」でデビュー。キュートな顔立ちと明るい性格で演ドル(演歌界のアイドル)として人気になった。王道の演歌以外にも、ポップス調の「春遠からじ」なども歌っており、フジテレビ「ものまね王座決定戦」にも出演している。