おやじバンドを結成する渡鬼メンバーに強力なレギュラーが加わる。「走れコウタロー」「岬めぐり」の歌手山本コウタロー(59)がTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(木曜午後9時)にレギュラー出演する。連続ドラマのレギュラーは初めてで、中華料理店「幸楽」の店主小島勇(角野卓造)の幼なじみを演じる。今シリーズの見どころでもある、勇が結成するおやじバンドのメンバーとして15日の放送から登場する。山本は「こりゃ、渡る世間に福来るだと即決しました。おやじバンドのメンバーで、とにかく仲良しバンドです。オリジナル曲にも挑戦中です」と話している。

 脚本家の橋田寿賀子さんが3月、山本がコンサートを行っている客船に偶然乗船し、一目で気に入り、出演を依頼した。しかも、山本と角野は都内の中学の同級生で、すぐにレギュラー陣にとけ込んだという。石井ふく子プロデューサーも「長ぜりふもあるのに、おくせずに出演を快諾してくれました」と頼もしそうだ。

 バンドは山本がベース、角野と佐藤B作がギターとボーカル、角野の娘婿を演じる村田雄浩がキーボード、ドラムを井之上隆志が担当する。バンドの演奏シーンは7月ごろ放送予定だが、5人は「ドラマだけじゃなくて、本当にデビューしようかな」と意欲的だ。