歌手で俳優としても活躍するマイク真木(64)が、歌手生活43年で初となるハワイアンアルバム「ハワイ唄」を7月9日に発売する。91年から6年間住んだ愛着のあるハワイをテーマに「憧れのハワイ航路」「ブルーハワイ」など、なじみ深い12曲を収録した。

 特筆すべきは、3人目の妻Kana(46)と長女の花(はんな)ちゃん(6)とで親子初共演したハワイの子守歌「PuPu

 Hinuhinu」。4人の息子と4人の孫のいる子だくさんの真木だが、57歳で生まれた念願の娘の花ちゃんをでき愛。誕生の際には、「真木の木に花を咲かせてほしい」との願いから「花」と名付けたほどだった。

 今回も、趣味のドライブをする車中で同曲を繰り返し聴かせ、自然に覚えさせたという。真木は小学校低学年で母を亡くし、父親と寂しい2人暮らしを重ねただけに、現在は13人の大家族に囲まれて幸せを満喫だ。「バラが咲いた」が世に出てから43年目に人生最後の夢を咲かせた。周囲には「もう、これでいつでも死ねる」とまで口にしている。