俳優中村梅雀(52)がベーシストとして初のソロCDアルバム「Bright
Fortune」(発売元ローヴィング・スピリッツ)を発売した。
大河ドラマ「篤姫」で井伊直弼を好演し、2時間ドラマの主演も多い実力派俳優の梅雀にとって、CD発売は夢だったという。父は劇団前進座代表の中村梅之助、母はクラシックのピアニスト。小さいころから音楽に親しみ、12歳でベースギターを弾き始めた。高校では作曲も行い、ロック、ジャズ、フュージョンなど幅広い音楽に挑んだ。プロ仲間も増え、CDやライブで演奏する機会も多くなり「いつかは自分も出したい」との思いが募った。昨年、長年在籍した前進座を退団し「音楽を仕事としてできるようになった」とCD発売を実現させた。
「日々の仕事の合間に見た風景や人の心の動きなど、人生の断片を音楽にした」というオリジナル9曲に、「チキン」などカバー3曲の計12曲を収録した。「役者は自分の務めとしたら、音楽は最も好きな世界。レコーディングは深夜までかかって大変だったけど、全然苦にならなかった」。
300万円近い高価なものを含めベースギターは35本も所有。来年のNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」などドラマ撮影で忙しい日々でも練習は欠かさない。
アルバムの曲はiTtunes
storeで米国や英国でも配信され、来年3月7日に東京・六本木のスイートベイジルで発売記念ライブを行うことも決まった。「海外のあこがれのミュージシャンを呼んでアルバムを作ってみたい」。梅雀の夢は広がるばかりだ。




