OZMAが年内で引退、紅白の裸が命取り
歌手DJ OZMA(年齢非公表)が27日、都内で会見し、年内で芸能界引退を表明した。06年末の紅白歌合戦出場をピークに人気が下降線の一途だと打ち明け「もっと当たると思っていた。未練はあるがキレイさっぱり」と言い切った。来年からはプロデュースなどの裏方に徹するという。また、DJ OZMAは世襲制だとして「2代目」を初披露した。
OZMAが「重大緊急記者会見」をするというので、100人を超える報道陣が集まった。「芸能界を引退します。超人でないと務まらない。おら、人間だから」。突然の引退宣言にシーンとする取材陣をよそに「もっと当たると思っていたが…。芸能界に友人も少ないし、違和感もあった」。約3年に及んだ芸能生活を自分へのダメだしで総括した。
06年3月に「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」で日本デビュー。氣志團の綾小路翔にそっくりで、誰からも本人だと思われながら「彼は友人」と言い切る「ドラマ性」も受けて、アゲアゲ旋風で上昇気流に。一転して逆風になったのは同年末の紅白だったという。バックダンサーを半裸コスチュームで踊らせる演出で、NHKや視聴者の怒りを買い「非国民扱いされた。その後は生番組には声をかけてもらえず、ゆるやかな下降線をたどった」。
起死回生を狙い、今年8月にレコード会社をエイベックスに移籍。「EXILEへの加入と浜崎あゆみとの交際が目的」と大風呂敷を広げたが、実際は「会うこともできなかった」という。自称8億円の契約金も「すでに返しました」。
未練のない表舞台だが、唯一心残りなのが失墜の原因となった紅白への出演だ。「プロデューサーの携帯を何度も鳴らしているが出てもらえない。ミスチルの後ろで土下座したい。中継でも構わない。今もあきらめていません」と最後のお願いを何度も口にした。
3人組親子ユニット、矢島美容室でコンビを組むとんねるずには事前に相談したが、綾小路には、「昨年から連絡が途絶えたから」と連絡していない。最後のあいさつは「応援してくれた方のご多幸と、僕らを嫌いな人のご不幸を祈ります」。
初代OZMAは今後、プロデュースや楽曲提供に専念する。2代目は、ビデオレンタル店で働く好青年。同時に引退する夜王“KING”純一の後任、夜王“PRINCE”純二とPANCHOの3人で活動していくストーリーだ。
[2008年11月28日8時53分 紙面から]
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