椎名鯛造(しいな・たいぞう=22)という珍しい名前の俳優がいる。01年にNHK教育「中学生日記」で椎名鯛造役でデビュー。役名が芸名になったと思いきや「中学生日記は、みんな役名ではなく本名で出演しているんです。父親が料理人なので鯛のお造り、鯛造と名付けられました」。

 来年は舞台「遙かなる時空(とき)の中で

 朧草紙(おぼろそうし)」(来年1月4日初日、東京・サンシャイン劇場)に出演する。主人公の女子高生を鬼から守る“八葉”の1人、イノリ役。「元気のいい役ですが、シリアスなシーンもあります。舞台は1つずつ積み上げていくのが、映像とはまた違った楽しみですね」。今年は映画「ダイブ!!」にも出演。「来年は、舞台、映画、ドラマと、もっと忙しく経験を積みたいですね」と話した。

 [2008年12月24日6時43分

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