9日夜に車に乗っているところを暴漢に襲われ負傷、療養していた漫才師中田カウス(59)が12日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で仕事復帰した。頭部、顔面打撲などで当初はこの日まで舞台を休む予定だったが、カウス本人が、体調も良く「劇場に出た方が元気になるから」と復帰が早まった。

 相方中田ボタン(60)とともに舞台に登場すると、客席からは「お帰り~」「待ってました」の声援も。笑顔満面のカウスは「こうして元気に出演できるようになりました」とあいさつした後、「(自分を襲った)犯人が分かりました。相方のボタンです」「いや、ひょっとして社長の仕業かも。こないだ給料上げてくれとお願いしたから」とお決まりのギャグを繰り出し、笑いを誘った。

 心配された顔の傷などは目立たず、普段通りベテランらしい漫才を熱演。客席に向かって「また来てなあ。また新しいニュースに出るからね」と事件をネタに笑いを取った。結局この日は計3回のステージに立ち、健在ぶりを見せつけた。

 出番を終えたカウスは、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーを通じて「皆さんの声援が本当にありがたかった。劇場の反応こそ、我々の勉強になります。今も犯人の心当たりはありません」とするコメントを発表。今後は、これまでに決まっていた予定通りの仕事をこなすという。

 [2009年1月13日6時55分

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